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2022年3月10日木曜日

SEL55210(E55-210mm F4.5-6.3 OSS)で野鳥撮影した時の解像度

SONY α6000のダブルズームキットを持ち出して石川県に旅行に行ってきました。


キットレンズのSEL55210(E55-210mm F4.5-6.3 OSS)で野鳥撮影するとどのくらいの解像度で撮れるのか?
石川県小松市にある木場潟公園で鴨の撮影をしてみました。

近距離でのオナガガモ
オナガガモ
カメラ:SONY α6000
レンズ:SEL55210(E55-210mm F4.5-6.3 OSS)
レンズ焦点距離:210mm 35mm換算焦点距離:315mm
露出プログラム:絞り優先 シャッタースピード:1/400秒 F8 ISO:100
ノートリミング 6000×4000ピクセル

近距離でのヒドリガモ
ヒドリガモ
カメラ:SONY α6000
レンズ:SEL55210(E55-210mm F4.5-6.3 OSS)
レンズ焦点距離:210mm 35mm換算焦点距離:315mm
露出プログラム:絞り優先 シャッタースピード:1/400秒 F8 ISO:250
ノートリミング 6000×4000ピクセル

木場潟公園の水鳥の餌場での撮影の為、近距離(約3m)で撮影できたのでまぁまぁ使える画質ですが、ノートリミングでも羽毛の解像感はありません。
1段絞ってこの画質・・・
お手軽なキットレンズでの中望遠、はっきり言って野鳥撮影には向いてません。
では、SONYの全画素超解像ズームでの解像度はいかがなものか?

遠距離で全画素超解像ズームで撮影のイソヒヨドリ雌
イソヒヨドリ雌
カメラ:SONY α6000
レンズ:SEL55210(E55-210mm F4.5-6.3 OSS)
レンズ焦点距離:210mm 35mm換算焦点距離:315mm
全画素超解像ズーム×2 35mm換算焦点距離:630mm
露出プログラム:絞り優先 シャッタースピード:1/400秒 F8 ISO:125
ノートリミング 6000×4000ピクセル

遠距離で全画素超解像ズームで撮影のセグロセキレイ
DSC01336
カメラ:SONY α6000
レンズ:SEL55210(E55-210mm F4.5-6.3 OSS)
レンズ焦点距離:210mm 35mm換算焦点距離:315mm
全画素超解像ズーム×2 35mm換算焦点距離:630mm
露出プログラム:絞り優先 シャッタースピード:1/400秒 F8 ISO:160
ノートリミング 6000×4000ピクセル

まぁまぁの遠距離(7~8m)くらいで210mm(35mm換算305mm)で距離が足りなかったので全画素超解像ズームで更に2倍で撮影してみたらこの劣化画質・・・
やはりレンズの解像度が悪い・・・
この価格のキットレンズに期待したのが悪いのだが・・・

では同じ立ち位置からの全画素超解像ズームなしではどれくらいの解像度なのか?

同じ立ち位置から全画素超解像ズームなしでの撮影
DSC01334
カメラ:SONY α6000
レンズ:SEL55210(E55-210mm F4.5-6.3 OSS)
レンズ焦点距離:210mm 35mm換算焦点距離:315mm
露出プログラム:絞り優先 シャッタースピード:1/400秒 F8 ISO:200
ノートリミング 6000×4000ピクセル

全画素超解像ズームを使わないとここまでしか寄れません・・・当たり前ですけど・・・
では解像度はいかがなものか?
これも当たり前ですけど、全画素超解像ズームよりは少しばかり画質は良いようですが、これも野鳥写真としては使い物になりません。
ノートリミングでも塗り絵みたいになるのでトリミングも不可。

結論として、SEL55210(E55-210mm F4.5-6.3 OSS)は野鳥撮影のは全く向いていない中望遠レンズということがわかりました。

被写体が大きく、近くまで寄れる(3mくらい寄れれば)動物園などでは使いみちもありそうですが、動画専用レンズとして使うのも良さそうです。

野鳥撮影初心者の方が安価な超望遠レンズとして選びそうですが、ここは慎重になってレンズを選んだほうがいいですね。

車で走行中に飛び出してきたキジが田んぼを徘徊
DSC01324
カメラ:SONY α6000
レンズ:SEL55210(E55-210mm F4.5-6.3 OSS)
レンズ焦点距離:210mm 35mm換算焦点距離:315mm
露出プログラム:絞り優先 シャッタースピード:1/400秒 F8 ISO:125
ノートリミング 6000×4000ピクセル


ちなみに同じキットレンズの標準ズームレンズの画質はどうでしょう?

ウミネコ
カメラ:SONY α6000
レンズ:SELP1650(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
レンズ焦点距離:50mm 35mm換算焦点距離:75mm
全画素超解像ズーム×2 35mm換算焦点距離:150mm
露出プログラム:絞り優先 シャッタースピード:1/250秒 F8 ISO:100
ノートリミング 6000×4000ピクセル

どうでしょう? なぜかSEL55210(E55-210mm F4.5-6.3 OSS)よりも画質が良いような気がしませんか?
とは言ってもこれもキットレンズ、しかも16-50mmの標準レンズなので野鳥撮影対象外ですな。

では風景写真で使えるのか?

山中温泉の鶴仙渓での芭蕉堂撮影

鶴仙渓 芭蕉堂
カメラ:SONY α6000
レンズ:SELP1650(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
レンズ焦点距離:16mm 35mm換算焦点距離:24mm
露出プログラム:絞り優先 シャッタースピード:1/60秒 F8 ISO:640
ノートリミング 6000×4000ピクセル

風景写真用としてはまずまず使えるレンズではないでしょうか?
パンケーキレンズなのでコンパクトで旅行にもってこい。
ただf3.5からの始まりなので暗いレンズですが、林の中で薄暗い環境でもISO:640で撮影できました。
これだけ写ったら上等ですよね。

他にも、鶴仙渓での撮影
鶴仙渓
カメラ:SONY α6000
レンズ:SELP1650(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
レンズ焦点距離:20mm 35mm換算焦点距離:30mm
露出プログラム:絞り優先 シャッタースピード:1/30秒 F8 ISO:800
ノートリミング 6000×4000ピクセル

こちらの写真はISO:800まで上がってしまいましたが、ノイズもあまり目立たず十分使えます。

小型軽量で旅行に必ず持っていくセットでした。





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